禁煙?節煙? 加熱式タバコ ヴェポライザー WEECKE C VAPOR4.0

2020年4月11日

どこもかしこも禁煙エリア化されてしまって本来安息を求めて喫煙しているつもりなのに、かえってイライラしませんか?
もう禁煙を考える時に来ているようです。
とはいえ、なかなか禁煙に踏み切れないですよね?
いきなり禁煙よりヴェポライザーを頼ってみませんか?

ヴェポライザーって何?


ヴェポライザーは加熱式タバコ(非燃焼タバコ)のことで、タバコ葉(シャグ)を電気で加熱(200℃前後)して蒸気となった煙を吸う、という仕組みです。
要するにタバコ葉を蒸し焼きにすると言えば良いでしょうか?

ヴェポライザーの良いところ


・概して安上がり
ヴェポライザーでは一般的にタバコ葉を使いますが普通の紙巻タバコを切って使うこともできます。
私は、WEST 1 の100㎜を吸っていました。400円と元々安いタバコです。普通に吸う分を残して2つ3つ分切り離すだけでも実際の喫煙本数はかなり減ります。
また、タバコ葉はさらに安上がりで種類と容量(25g~50g)にもよりますが500円から1200円(50gで)です。
紙巻タバコ1箱から3箱の価格で半月~1ヶ月以上楽にもつと思います。
・タールの量がかなり軽減される
ヴェポライザーは、紙巻タバコと違ってタバコ葉を直接燃焼させませんのでタールの量はかなり軽減されるはずです。
・火事の危険が減る
直接火を使わないので火事の心配はほぼゼロです。
ヴェポライザーの使用を停止し忘れてもタイマーで勝手に切れますから心配無用です。

ヴェポライザーのイマイチなところ

・初期費用が必要
IQOSやPloomteck同様、本体は必要なのでその費用は出ていきます。
ヴェポライザー本体の値段は、8,000円~1万円です。
ただ、タバコを毎日~数日おきに購入しているとすると1ヶ月分でペイできてしまいます。
・メンテナンスは必要
タバコを切って吸う場合もタバコ葉(シャグ)を使う場合も定期的に掃除してあげる必要はあります。けれども、吸い殻は圧倒的に減ります。(掃除に使うティッシュの消費量は増加しますが)
・タールは減ってもニコチンはあまり減らない
ニコチンが減らないから紙巻タバコから離脱しやすくはなりますが、ニコチンの毒性が解決されたわけではありませんので心配は残ります。
・充電しないと使えない
当然ですが充電しないとタバコ葉を熱することができません。長時間の外出時にはモバイルバッテリーが必要になります。
 
非燃焼・加熱式タバコや電子タバコに対する日本呼吸器学会の見解
 

ゆるく禁煙したくてヴェポライザー購入

旅行のたびに思うのが禁煙エリアの多さと喫煙コーナー探しの大変さ。
鉄道は、東海道・山陽新幹線の喫煙コーナーとサンライズ瀬戸・出雲の喫煙可能な個室だけで、ほとんどの車両・駅が禁煙。
法改正されて室内での喫煙もかなり厳しくなりました。

 
以前、3ヶ月の禁煙はできましたが、周りにも喫煙者がいて喫煙家に逆戻り。
しかし、タバコの価格上昇と肺を傷つけ続けることへの懸念から、少なくともタバコの本数を減らそうと考えるようになりました。

私は1日1箱ペースでしたが、1ヶ月分の額を考えるともったいないなぁと思います。
恐らくこれは全ての喫煙者が思っていることだと思います。
せめて紙巻きタバコからの離脱を達成したいと辿り着いたのがヴェポライザーです。

ヴェポライザーに至るまで

紙巻タバコを止めるべく初期に購入したのがIQOSでありPloomtechでした。
先に購入したPloomtechは、使い勝手は良いのですがすぐ壊れました。充電できなくなってしまうんです。
その上、カートリッジなどの交換のタイミングをはかるのが面倒です。(うっかり忘れます)

IQOSは、壊れたことはありませんでしたが喫味に馴染めませんでした。女性のIQOS利用者をよく見かけるようになりましたが、元々喫煙本数が少なかったのかなぁ?よく我慢できるなぁと思います。

最大の問題は、IQOSもPloomtechも紙巻タバコより安くはならないということです。
私が吸っていたのは、WEST 1 の100㎜でIQOSやPloomtechより安い400円です。経済面からこれは使えないということになります。

ヴェイパーも試してみました。以前の禁煙の時には効果のあったヴェイパーですが2回目の禁煙チャレンジには全く効果がありませんでした。
煙(蒸気ですが)は盛大に出ますが、ニコチンを要求していることを体が覚えてしまったようで、しばらく紙巻タバコと併用していましたが、面倒臭さや喫味からほとんど使わなくなってしまいました。

せめてタバコ代を抑えたいと思っていたところ、探していたわけでもないのに目に入ったのがヴェポライザーでした。
ヴェポライザーは、ヴェイパーと違ってグリセリンは使いません。なのでメンテナンスはヴェイパーより簡単そうなのが気に入りました。
種類があまりにも多いので調べに調べて購入したのがWEECKE C VAPOR3.0です。購入時¥7,980でした。
タバコを切って使う時にも便利なヒーティングチューブ スペーサーは必要だと思いつつも購入に至っていません。(セットに1個付いてきます)

WEECKE C VAPOR3.0を使った感想

一般的に言われるヴェイパーとは違うのですが商品名はVAPORです(笑)
使い始めた最初期は喫味や温度設定・エアフロー調整に慣れませんでしたが、今はエアフローの開度は一定で温度も200度か210度に落ち着きました。

どちらかというと、タバコを切って使う方が多いですが(簡単なので)タバコ葉(シャグ)も使っています。
旨さで言うとタバコ葉の方がマイルドで香りも良いのですがタバコを切って使う手軽さから離れられないところはあります。
便利なのは、一度詰めたタバコ葉(シャグも切ったタバコも)を2回吸えることです。もちろん喫味もキック感も減りますがロングタバコを吸っていた人には良いかもしれません。
まだタバコを4つに切るところまでいっておらず、食後に20~25㎜カットした残りを吸うことはありますが、喫煙本数自体は激減しました。

使いっぱなしで充電を忘れてバッテリー切れもよくあります。それが紙巻タバコから完全に離脱できない要因です。
リチウムイオンバッテリーの容量が2300mAhと大きめなので半日はもってしまうのが充電忘れに繋がっていますね~

使い始めて半年、壊れることも無くバッテリーの状態にも変化無く使い続けられています。

ヴェポライザー WEECKE C VAPOR4.0とは



そのVAPOR3.0に後継機が出ました。

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VAPOR4.0になって、幅が若干大きくなって高さが2㎝ほど低くなり重量が2g重くなりました。
バッテリーが強化されて3,000mAhと700mAhアップし、2Aの急速充電にも対応しました。(充電しながらの利用はできません)

便利なのは、喫煙時間の延長が簡単にできるようになったことです。4分後に自動で電源がOFFになる仕様ですが、残り時間10秒のときに1クリックすると、喫煙時間を3分延長できるようになりました。(3.0でも5クリックすれば連続して使うことはできます)

また、3.0にはありませんでしたがセラミックフィルターが付くようになりました。消耗品扱いになっていますが手入れすれば繰り返し使えると思います。

さらに、底面のエアフロー開口部から内部の清掃ができるようになりました。これは良いですね~

慣れてくるとあまり操作しなくなりますが、温度の上下がキーでできるようになりました。あまり操作しないとはいっても10℃の上下は使うことがあるのでこれは便利になったと思います。

ヴェイパーWEECKE C VAPOR4.0の使い方

ざっと3.0からの改良点を上げましたが簡単に使い方をご説明します。

・まず充電します

・タバコ葉(シャグ)を直接チャンバーに詰めるかスペーサーに入れます。
 あまりぎゅうぎゅう詰め込まないのがコツです。
 紙巻タバコは、切ってスペーサーに入れてからチャンバーに入れます。
・電源ボタンの5クリックで充電が開始されます。
 設定した温度に達するとバイブレーションで知らせてくれます。
・温度の上下は、メインボタン下の二つのボタンで設定します。
・基本は4分でOFFになりますが、残り10秒でバイブが作動した際に1クリックすれば3分延長できます。
・喫煙後は、チャンバーから吸殻を排出するわけですが、タバコ葉をチャンバーに直接入れた場合はトントンと振れば出てくるはずです(シャグポンと呼ばれています)
 スペーサーから吸殻を排出する場合は、楊枝が使いやすくお薦めです。(傷もつかないし)
 喫煙直後はスペーサーが熱いので、次に使う時に吸殻を排出した方が安全です。

 
初めて使用される方は吸い加減がわからなくて、熱い思いをしたりむせたりしがちなのでゆっくり吸ってください。

タバコ葉は何がいい?

タバコ葉は、多くのお薦め記事通り「チェ赤」が入門用にお薦めです。
他によく出てくるタバコ葉は近所のたばこ店では売り切れ状態だったので、お店の人に人気ですと勧められたゴールデン・バージニアも使っています。
わずかな柑橘香があり湿り気がチェ赤より高い分、煙も多めな印象です。
紙巻タバコは、ヴェポライザー導入前から吸っているWEST 1 の100㎜です。400円と安い上、結構吸い応えがあると思います。
他の紙巻タバコは試していませんが、もう試す必要は無いだろうと思います。

紙巻タバコもタバコ葉も最初は違和感大ありですが、設定に慣れるとなんでもありません。私は半日で慣れました。
最近は、1本丸々吸うと時間は掛かるし(ロングなので)しんどさを感じるようになりました。

節煙から禁煙へ

いきなりの禁煙は辛いものがあります。
特に複数回目の禁煙チャレンジは、より辛いですね。

紙巻タバコは、だんだん軽いタバコに移行して1㎜まで落とした上、フィルターを付けて吸っていましたが、そこから先へ進むことができずVAPOR 3.0の購入に至りました。
まず紙巻タバコから離れることを目標に購入したのですが約半年でヴェポライザーに慣れました。

まだ禁煙には至っていませんが、トータルでの喫煙回数は3割減った辺りで、喫煙本数は1/4。100㎜ロングのタバコを丸1本吸うことは皆無になりました。(2~3回分、チョッキンしています。残りは食後用とバッテリー切れ時用)
まだチャンバーにタバコ葉を詰めるという動作が面倒なので切ったタバコを使うことがありますが、最近はタバコ葉を使う回数を増やしていよいよ脱紙巻タバコに前進しています。

禁煙成功が早いと無駄になりますが、紙巻タバコから完全離脱するためにスペーサーを導入した方が良いかもしれませんね~

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記事投稿までに変化が

特に「禁煙するぞ!」と頑張ったわけでもないのですが、紙巻タバコからかなり離脱できるようになりました。
というのも、紙巻タバコから完全離脱できるような面白いものが見つかったからです。
長くなるので別記事でご紹介したいと思いますので、VAPOR4.0本体のお話はここまで。

 
こんな物があるんですね~