パソコン初心者でも迷わない。おすすめパソコンで注意するスペック
パソコン選びで押さえるべきポイントは何なのかご存知ですか?
悩んで欲しいのはスペックです。
価格や名前だけで選ぶと後悔しますよ。
スペックで選ぶおすすめパソコン?
パソコンをスペックで選ぶのはおわかりでしょうか?
まさか、アップルコンピューターなら安心なんて思っていませんか?
それじゃ、高い買い物になりますよ~
ある程度パソコンをご存知の方よりも
初めてパソコンを購入しようとお考えの方向けに簡潔にまとめてみました。
パソコン選びで考える10ポイント
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- 光学ドライブ
- (USB)ポート
- モニター
- キーボード
- OS
- グラフィックボード
- 無線LAN
最も初めに考えておかなければならないのが、「CPU」です。
中央処理装置と言われるコンピューターの「考える部分」です。
ここの性能でパソコンの性能のほとんどが決まります。
高性能であるほど処理速度が速くなり、
同時に進行可能な仕事量も増えますが、性能に応じて高額になります。
用途によって選ぶべきCPUが異なってきますので別に記載します。
次に大事なのはメモリーです。
簡単に言うと机の広さに相当します。
メモリ容量、つまり広い机なら一度に開ける資料も多くなり
複数の仕事もしやすくなります。
メモリーも用途によって必要となる容量が違ってきますが、
最低でも4GB、通常の使用なら8GBあれば大きな問題は起こらないでしょう。
しかし、将来的に3Dゲームや動画編集を考えていらっしゃるなら、
16GBもしくは32GB必要になります。
ストレージとはハードディスク(HDD)やSSDを総称した呼び名です。
最低限でも、パソコンを起動させるためのOS(オペレーティングシステム)を入れておく器として必要です。
また、データを保存する部分でもあり、机の引き出しに相当します。
引き出しの容量が大きければ、格納しておける資料も多くなります。
以前はHDDが主流でしたが、劣化しにくく物理的動作の無いSSDが主流になりつつあります。
HDDは磁気円盤にデータを記録するもので、
SSDは簡単に言えば容量の大きなメモリーとも言えます。
メモリーとの違いは一時記憶ではなくHDDと同じようにデータを保持する点です。
物理的に動作する部分が無いため非常に高速ですが、容量当たりの単価がHDDより高額です。
最近は、OSやアプリはSSD、データはHDDに収納できるよう両方が装備されるようになってきました。
SSDは、最低でも128GBは必要だと思ってください。(我が家のPCは480GBです)
アプリは、SSDにインストールしないとスピードの恩恵にあずかれないため
アプリを色々インストールしたい方は、容量に余裕を持った方が良いでしょう。
一方、HDDの方は動画や画像をガンガン保存する必要が無いなら1TB(Tはテラ、1000GBのこと)あれば十分です。
将来、不足するようであれば外部HDDを増設することも簡単にできます。
DVDやブルーレイなどの光学ディスクを読み書きするのに必要な装置です。
最近は、オンライン(ネット上)でデータのやり取りができるようになったため、出番が少なくなってきましたが、少し前のアプリ(アプリケーション、ソフトウエア)のインストール=パソコンに組み込むために必要な場合もまだ無くなったわけではありません。
今は驚くほど価格も下がってきましたので、金額的なウエイトは少ないです。
ポート=端子ですが、今の主流はUSBです。
そのUSBにも種類があり、USB2.0という規格とUSB3.0という規格があります。
USB3.0はUSB2.0より高速にデータの転送をすることができ、
外部HDDやスマホなどとデータの交換をする際に有利になります。
価格や製造時期によって違いはありますが、できるだけUSB3.0付きをお勧めします。
デスクトップパソコンの場合に必要となる「画面」です。
大きいと邪魔、小さいと見づらいという点でどちらを取るかが決め手になります。
もちろん大きければ高額になり、精細になれば小さくても高額になります。
インターネットの閲覧から写真・動画の編集まで用途に応じて必要なスペックが違ってきます。
インターネットで、せいぜいYouTubeを見る程度なら21インチで十分です。
4K動画の編集に使うとなると24インチは必要になるでしょうし
株取引に使うとなると複数画面=マルチモニターにする必要も出てくるようです。
検索やメールを打つのに必須です。
パソコン本体に同梱なので個別に考える必要はあまりありませんが、ワイアレスキーボードなど便利なキーボードもあります。
余談ですが、昔のキーボードの方がタッチが良かったなぁと思ったりします。
アップルコンピューターを選ばない限り、WINDOWS10一択です。
用途別に4種類ありますが、家庭で使うなら「HOME」でOKです。
有料になりますが、後から他のバージョン(エディションといいます)に変更できます。
グラフィックアクセラレータという画像を高速処理するためのチップが搭載されたボードのことです。
こちらは、3Dゲームか動画の編集でもやらない限りまず必要ありません。
なぜなら、最初からチップが搭載されるようになり普通に使う分には困らないからです。
回線をパソコンに伝達するのに必要です。
昔は有線でしたが、今日では無線が当たり前になりました。
因みにwifiは無線LANの中の1つの規格です。
最近の無線LANでは対応していますが、高速通信ができる「IEEE802.11ac」という規格に対応していることを確認してください。
電子レンジや他の端末との干渉が少ないからです。
パソコンによっては、受信機能が省かれているものもありますので事前に確認しておいてください。(別途、受信用の子機が必要になります)
どんなCPUを選べばいいの?
間違いないのは、Intelから選ぶことです。
さらにそのIntel製CPUも色々種類があって、corei3もしくはcorei5を選べばOKかと思います。
しかし、パソコンをどう使うかによってCPU選びも違ってきます。
単目的で使うことが多いのか、同時に仕事をさせたいのか、
単目的の作業でも、重い仕事か軽い仕事かでも適合の仕方が違ってきます。
まず、先にCPUについてざっくり説明しておきましょう。
形式で見分けるCPU
主におすすめしているIntelのCPUの形式表記です。
CORE i7-8700K
COREは、言ってみればブランド名です。
i7は、CPUのシリーズ名、
8は、第8世代を表し、数字が小さいほど古くなります。
700は、製品番号で数字が大きい程性能が高くなります。
最後の英文字は、付加機能を表します。この英文字が無い物もあります。
ちなみにKはオーバークロック対応を表しています。
CPUの比較をする際に、見るべき数値は
1.クロック周波数 この数値が大きいほど処理速度が速くなります。
2.コア数 コアの数が多いほど同時にできる仕事の数が増えます。
インターネットに接続したまま、画像処理したり、表計算しても
スピードの低下が起こりにくくなります。
3.スレッド数 この数も多い方が処理速度が速くなります。
スレッド数の説明は少し難しくなります。
例えば、4コアの場合、4つの仕事を同時にこなせますが
さらに2つ作業を追加したくても満席状態なので速度低下が起こります。
そこで見かけ上のコア数を増やすことによって、
(コアに余力がある場合には)仕事数を増やすことが可能になります。
コアをさらに分割した数値がスレッド数と言えます。
将来的に考えるとなると、メモリはどこまで増設できるかとか
CPUだけ交換することを考えた場合、ソケットの形式はどれを選ぶかとか
考え始めるとキリがありません。
上にはi9なんてのもありますが、3Dゲームや動画編集をバリバリやらないのであればオーバースペックです。
Core i7 or Core i5
比較が難しいのは、その処理速度です。
遅いi7と速いi5のどっちを選ぶかという問題です。
i5はコア数とスレッド数が同じでi7はスレッド数がコア数の倍になっています。
i7では同時に色々なアプリを起動しても速度低下が起こりにくいということになります。
同時に行う仕事が少ないのであれば、i5で十分です。
第8世代以降のi5は、ほとんどが6コアになっており、
高コストパフォーマンスと言えます。
CORE i3は?
i5の下位にi3というCPUもあります。
そのi3の下位機種は、価格も安いのですが
動作速度に影響するクロック数が高い物は結局高価になります。
どうせ新たに購入するなら6コアのi5と考えるところです。
しかし、以前と違ってコア数も4に増えた物もあり、
同時に作業するアプリが少ないのであればi3でもOKです。
世代によって地位が逆転する場合も
同じ世代のCPUならi7>i5>i3の順で間違いないですが、
世代が違うと、コア数やスレッド数が逆転して古い方がかえって性能が上ということもあります。
実に、ここがパソコン選びの難しいところです。
在庫品の古い世代のパソコンでも性能の割に安いということもよくあります。
推奨スペックは?
今、お伝えしているのはインターネットを使えるようになるための
最低限のパソコンに関してなので、贅沢(?)を排してのおすすめです。
パーツが同じなら使い勝手に大きな差は生まれないので、
注視していただきたい部分に限定します。
1.CPU Core i3もしくはi5
2.メモリー 8㎇が望ましい
3.SSD 128GB
(起動などほんのちょっと遅くても安い方が良ければ省いてもOK)
4.内蔵HDD 1TB
5.モニター 21.5インチ
6.OS WINDOWS10 HOME EDITION
7.無線LAN IEEE802.11ac対応が望ましいですが
802.11bgnでも接続できないわけではありません。
この条件を満足できればインターネットで動画を見るくらいなんでもありません。
最低限の推奨スペックは?
実際、先代のパソコンが壊れたとき父のパソコンを引き上げてきたものを、妻が使っていますがネットを閲覧したりネットショッピングしたりYouTubeを見たりできています。
Core i3-2100というCPUで、
クロック周波数は3.10 GHz
コア数2、スレッド4で2013年の物です。
メモリは4GB。
HDDのみのモデルでそれも500GBしかありません。
それでもYouTubeの1080P動画を見ない限り読み込み状態になることなく閲覧できます。
そういった状況から考えると、
上記の1はCore i3。
2は4GB。3は省略。4は1TBでもそんなに高くないので1TB。
7はIEEE802.11ac対応を探すよりIEEE802.11ac対応の無線LANの子機同梱モデルを購入した方が手っ取り早いと思います。
(802.11bgn接続での不具合が気になる場合です)
その代わり、邪魔でなければモニターに24インチを選んだ方が便利かもしれません。
まずはインターネット閲覧に慣れよう
使い方によって必要となる性能が大きく異なるパソコンですが、パソコンの進化の割にパソコンに必要となる機器の進歩が鈍化しています。
繰り返しお話しているとおり、3Dゲームや4K動画の編集をするとなると高スペックなパソコンが必要になりますが、ここでおすすめするのはネット検索やYouTube動画の閲覧はできるレベルです。
高額であればできる仕事量も増えますが「そこまで必要無いよ」という声が多いので、機能限定で選んでみました。
これでバリバリ検索できるようにステップアップして、作画したり写真補正にチャレンジしたくなった時に改めてパソコンの買い替えをしても良いと思います。
もちろん、最低限のと言っても最近の最低限はちょっと前の中堅以上の能力がありますから少々の作業はこなせるはずです。
パソコンをおすすめするのはなんと言っても、スマホよりインターネット閲覧に掛かる労力が小さいことです。
大きな画面とキーボードで作業が圧倒的に速くなります。
CMでも「○○で検索」と出る今日、インターネット接続は必須です。
ノートパソコンやMacは?
ノートパソコンについて
オールインワンで省スペースと便利そうなノートパソコンですが
小型化されているため、同じCPU搭載でも割高です。
以前使っていたのがノートパソコンだったのですが
故障した時に手元に何も無くなってしまうので丸っきり買い替えになってしまいました。
デスクトップパソコンなら壊れていない周辺機器(モニターや外付けHDDなど)はそのままに
壊れた物だけ購入すれば良いので出費も抑えられます。
ちなみに、ウチのノートパソコンは外出先で使ったことはありませんでした。
仕事と家とで使う、二台目であるという以外、
最初からノートパソコンを買うのはおすすめしません。
Macについて
ドラマでは何かとMacBookが出てきますが、
昔のようにMacでしか使えないアプリはどんどん減って
○○が使えるからMacを使う…という必要はほとんど無くなりました。
同じ用途のアプリはほぼどちらのOSにもあります。
WINDOWSマシンに比べて新しい規格を盛り込んだりして高機能ではありますが、
その割に価格設定が高めです。
フリーアプリの使い方に関してもWINDOWSマシンのアプリに関しては情報も多く、
安心してお得に使えるのはWINDOWSマシンだと思います。
スタイル上、Macじゃなきゃイヤだと思われるのであれば仕方ありませんが、
そうでなければ、わざわざMacを選ぶ理由は無いと思います。
ズバリ、おすすめパソコンは?
パソコンの進歩は早いもので、おすすめ記事書いてて悲しくなってきた部分もありますが…(笑)
私は、コストパフォーマンスの高さからDELLを選んで使っています。
バランスが取れた選びやすい製品を提供してくれています。
予算抑えめ Inspironスモール デスクトップ(Inspiron-3471-desktop)
予算抑えめとは言っても、一昔前の高額パソコン並みです!
Inspiron スモール デスクトップ スタンダード
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New Inspiron スモール デスクトップ(3471) (2019年9月27日発売)
このコストパフォーマンスはおすすめです!
パソコン選びは、予算とスペックの接点探しです。
焦ってアバウトに選んでしまわないように、じっくり比較するのが大事ですよ。
モニター選びは、また別記事でお知らせします。
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