年取る前にパソコン始めよう

加齢とともに急速に機械音痴になりますよね?
パソコンはとても便利な反面とっつきにくい。
でも、今後もパソコンは必要ですよ!

スマホじゃなくてパソコン?

スマホはもはや当たり前

今はもう珍しくなくなったスマホ。
電車やバスの中でもミドル以上の人が使っているのを目にします。
テレビで田んぼの真ん中でスマホで通話している姿も珍しくなくなりましたね。

つまり、もうどこででも使える道具になったということで、
誰もが使える物になってきたということです。

スマホは色々と使いにくいのです

ところがこのスマホ、先にパソコンに慣れた者には酷く使いにくいのです。

細かい理由は後にしますが、
いくら画面が大きくなったとは言ってもやっぱり小さいです。
その小さい画面でチマチマ操作するのが辛いですね~

まして老眼になった身としては、あんまり見る気がしません。
移動中に動画を見る人やゲームをやる人もいますが、
私は、移動中は画面に集中できないのでまず使いません。
まして画面が小さいから。

また、タップという動作がありますが、
結構、用もないところをタップしては前ページに戻る動作をさせられています。
バスや電車の中では尚更です。
結局、移動中に何か調べられるとは言っても、案外時間が掛かるものです。

インターネットの効用

スマホがここまで広まったのは、すでにインターネットが存在していたからです。
携帯電話の頃は、ネットに接続するのには色々と壁がありましたが、
スマホではほとんど当たり前にネット接続できます。
むしろ、接続できないと使えないくらいです。

インターネットの普及でスマホも利用者が増えましたが、
迅速かつ楽にネットを使おうと考えるとやはりパソコンには負けます。

パソコン始めのあれこれ

パソコン、何歳から始めたか

最も多かったのは「23~30歳」で、性別の差はあまり無いそうです。

私がパソコンに興味を持ったのは、中3の頃で40年以上前ですね。
それから6年後、友達がパソコンを買いまして雑誌のゲームをプログラミングして遊ぶようになりました。
さらに、デザイン・印刷・広告写真の現場に入るとアップルコンピューター=Macを使うようになりました。
この頃、なかなか買えなかったパソコンをようやく購入しました。非力なPowerbook1400でした。
30前でしたから、上の年齢に当てはまりますね。

一方、父がパソコンを使い始めたのはリタイア後で60歳を超えたくらいでした。
私がMacユーザーだったので、お下がりのG4をあげました。
その後WINDOWS機になり表計算ソフトのExcelや画像アプリなんかも使ってました。
電機・機械の会社に勤めていましたから横文字に強かったというのもあったのでしょう。
加齢性黄斑で画面を見るのが困難になってもしばらく使ってましたね。

教えるのは面倒なことですが、使い方を教えてもらえる人がいれば
パソコンをいつ始めるかは関係ないですね。
もちろん、早い方が良いのは確かです。

パソコンを始めた理由は?

パソコンを使い始めた理由のトップは「仕事」です。
楽しい使い方がいっぱいあるのに、仕事のためにというのは辛かったでしょうね。

その次は、「インターネットの利用」です。
今は、コマーシャルでも「○○で検索」って必ず出ますよね。
それだけインターネットの重要度が増しているということです。
3番目は「ソフトウエア(アプリ)を使いたかった」という声です。
ExcelやWord、画像処理アプリなどを使うためにパソコンを使い始めたということです。

私がまともにパソコンを使い始めたのは、
当時Macでしか使えなかったイラストレーターやフォトショップにExcelを使うためでした。
高額なマシンでも、非力というしかなく随分泣かされました(笑)

父がパソコンを始めた理由はハッキリしませんが、
会社でも使っていたでしょうし、ボケ防止の思いもあったかもしれませんね。
Excelの使い方に関しては、私より詳しかったくらいで
かなりショートカットキーの使い方を覚えていて、こっちが驚いたくらいです。

 
仕事を除くと、インターネットの利用とアプリの利用がパソコンを使う理由の上位ですが、インターネットとアプリは両輪です。
アプリを使いこなすにはインターネットの活用が外せないからです。

あなたはパソコンで何ができますか?TOP10

1位 インターネットの閲覧ができる
2位 メールの送信ができる
3位 情報を検索し目的とする情報に到達できる
4位 インターネットで買い物ができる
5位 写真や音楽の取り込みができる
6位 アプリのインストール・アンインストールができる
7位 Excelで簡単な表計算やグラフの作成ができる
8位 画像の加工ができる
9位 Excelの関数がある程度使える
10位 スピーディーな文字入力ができる

1位のインターネットの閲覧ができるというのが大事です。
全ては、インターネットの閲覧から始まるようなものだからです。
会社で使うには、仕事内容に合わせたスキルが必要ですが、
個人で使う場合、とにかくインターネットを活用できなければ
パソコンもただの箱になってしまいます。

特に大事なのは3位の検索をうまく使えるかということです。

インターネットを使いこなせるようになるべし

パソコンを勧める第一の理由は、インターネットを使えるようにしておくことが重要だからです。
先にも言いましたが、〇〇で検索と必ず表示されるように
多くの情報源がインターネットになっているからです。

スマホじゃだめなの?

スマホではいけないということはありません。
しかし、あくまでも移動中に臨時手段としてスマホを使うのは構いませんが、
腰を据えて使うものではありません。

仮に、文字の大きさは同じだとして、新聞が8分の1の面積だったらどうでしょう?
一度に目にすることができる情報量が少ないですよね?
スマホって単純にそういうことです。

拡大や縦横にスクロールすれば閲覧はできますが、スピードが違います。

また、指でタップするのが主なので簡単と言えば簡単ですが、
スマホでマウスを使うことは稀なので、用のないところをタップしてしまったり
コピー・ペーストといった基本動作も非常にやりにくく不自由さをよく感じます。

最近は、USB-Cというコネクターのおかげで
接続機器も大幅に増えましたが、
窓が狭くてはメインで使うには無理があります。

パソコンとの違いは?

性能差

やはり小さい分、性能に限界があります。
スマホが進化するのと同じスピードでパソコンも進化しており、
大きい分パソコンには常にアドバンテージがあります。
現にスマホより安価で高性能なパソコンはいくらでもあります。

接続機器の差

接続機器が増えたスマホではありますが、
スマホよりノートパソコン、ノートパソコンよりデスクトップパソコンの方が
一度に接続できる機器の数が多くなります。
コンパクトなスマホもあれこれ繋ごうとすると結局ごちゃごちゃしてきます。

故障や新機種が出たとき

スマホは自己完結しているので故障の際には使えない状態になりますが、
パソコンはモニターや外部記憶装置など本体以外の機器を個別に接続できるため
それぞれに不具合や不満が生じても修理や買い替えで更新することができます。
本体の不調でない限り本体が手元にあるというのは心強いものです。

できる仕事に差が

パソコンもスマホも似たようなアプリがありますが、
小さい画面ではできることに限界がある上、
アプリそのものの造りに差があります。

なぜ年取る前にパソコンなのか?

パソコンを使えるようになって欲しい理由は、
1にも2にもインターネットを活用できるようになって欲しいからです。

最近、情報弱者という単語を耳にするようになりましたが、
年とともに面倒臭がりになるのか、新聞・テレビの見出ししか頭に入れず
詳しく調べることをしなくなる傾向を感じます。

年をとる前に何でも自分で調べる癖をつけておけば、
目の前のパソコンですぐ調べるように体が動くわけです。

本は、自分から近づいた情報以外のものにも触れる機会はありますが、
インターネットの場合は、自分から近づいた情報に傾斜する傾向があります。
しかし、ニュースなどの読み方によっては、考えもしなかった情報に辿り着くことも多々あります。

アプリの使い方がわからないときに、検索で問題解決に辿り着くことができるのも大きな意味を持っています。
訊いてしまった方が早いと思われるかもしれませんが、
先に言った通り、解決策に辿り着く過程で他の単語の意味を覚えることもできるのです。
仕事と同じで、自分で調べないと身にならないのはパソコン・インターネットも同じです。

パソコンでできることの2位にメールの送信ができるというのがありましたが、
LINEやFACEBOOK、TwitterといったSNSで接点の無い人の情報に繋がることもできます。

インターネットは、スマホで始めるよりパソコンで始めた方が
理解しやすい…私はそう思います。

勘違いしていただきたくないのは、必ずしもスマホがダメということではなく、
使ってみればパソコンの方が圧倒的に使いやすいということです。

スマホは、外でも使えるということが大きな利点であって、
パソコンとの使い分けが必要です。

オマケの話になりますが、スマホの画面は年齢とともに見づらくなってきます(笑)
そうなる前の下準備と考えていただいても良いのではないかとさえ思います。

パソコンで得をする

インターネットでの買い物でポイントを貯めるというのはスマホでもできることですし、
スマホアプリの利用でさらにポイントプラスというメリットがあったりします。

しかし、まだまだスマホの利用料は高めですね。
これにパソコンを使うとなると電話以外の利用料が増えます。
回線利用料とプロバイダ料です。
近頃、ひかり電話とのセットもあり、かなり安くなりましたが、
スマホだけの利用より高くはなります。

けれども、家に帰れば家族が何人でも何時間使っても
料金は変わりませんし、スマホのデータ使用量も増えません。

スマホより大きな画面で再生速度も気にせず動画を見ることができます。

実際、外出時にスマホをほとんど使わない私の場合、
スマホのデータ使用量は1ギガを切っています。

我が家の場合、回線+プロバイダ+光電話の利用料が6000円を切ります。
スマホは格安SIM利用で、夫婦二人で月6000円程度です。
スマホは、データ使用量が少ないので、後々安いプランに変更の予定です。

今は、もっと安くなりつつありますが、スマホに1人で10000円支払っている方も多いのではないでしょうか?
きちんと調べれば、通信費を下げることも可能です。

消費税等の還付をポイントでという動きがありますが、
当然、インターネットの利用は必須になります。
これをスマホの小さい画面で行うのはなかなか辛いものがあります。

スマホをお持ちの方は、なんとかなりますが
インターネット環境を持っていらっしゃらない方は、還付を受けるのが困難になります。

 
あらゆる部分でインターネットは必要になり、
大きな画面で迅速に情報に到達できるパソコンはいよいよ必要性を増しています。

パソコンは難しい?

確かに突っ込んだ使い方をするとなると難しいのは確かです。
しかし、とりあえずインターネットに接続・閲覧できるようになれば解決法を探すのはそう難しいことではありません。
私も、本を買うことも無くネット上の情報だけで今日に至っています。

難しい、わからないということの多くは誰もが同じ問題に直面しているものです。
そして誰かが解決策を公開してくれているものです。

 
当座の問題は、
どうパソコンを選ぶか。
回線をどう選ぶか。
検索はどう行うのか。
となります。

順を追ってお伝えしていこうと思います。