鳥獣戯画展 九州国立博物館へ

2016年10月17日

先日、九州国立博物館で開催中の鳥獣戯画展を観に行ってきました。
 
元々、好きな方向である点と、
今後進めたい仕事に関連する部分、拾える部分があるのでは…と思ったからです。
 
しかし…
並びました~
約40分
 
有名ではあるものの、ここまで並んだのは初めてです。
一階で並んだのが、30分くらいかな?
やっとエスカレーターに乗れたと思ったら、
さらに、展示会場入り口で10分くらいは並びました。
 
鳥獣戯画は、会場に入った始めの方に展示されていました。
観るとはいっても、上野動物園のパンダさながら…
少しずつ前に進みながらの閲覧です。
う~ん、もっとゆっくり観たいんですがねぇ…
 
後半は、ハッキリ言って「高山寺」と「明恵上人」展でした。
展示範囲も鳥獣戯画より広かったですね。
美術館じゃなくて博物館だからもっともな展示内容なのかな~と思いましたが、
40分並んで、これかぁというのが率直な感想でした。
 
とはいえ、鳥獣戯画の方は、
前々から観たかったので、実物を見られたのは感動です。
 
脱亜入欧以来、日本人はとかく横文字文化に弱いですが、
12~3世紀にすでに、これほどのデッサンができていたというのは、大変な驚きです。
しかも、スケッチではなく擬人化までしてしまう、
我が祖先達のセンスの良さに脱帽してしまいます。
 
最近の、車や鉄道車両のデザインを見ていて
つくづく、面白くないなぁ中途半端に欧米の真似をするなよ~と思うのですが、
良さを残しつつ、洗練する…というセンスが欠如している気がします。
新しさを追って焦っているような気がしてならないのは、私だけでしょうか?
クラウン、カッコ良いと思いますか?
ななつ星やトワイライト瑞風、気品を感じますか?
疑問だなぁ。

日記

Posted by kazz