家が部屋が片付かない !

2016年9月27日

床面積が広いお宅、物が少ないお宅には無縁の問題かもしれませんが、
我が家のように狭い上に物が多い家では、段々と物が溢れてきます。
 
先に、片付けの手順を書きましたが
そもそも片付けられない原因はなんだろう…と考えてみました。
物を収容する空間が絶対的に足りない場合はどうしようもありませんが、
大半は、片付けるのが面倒の一語に尽きるのではないでしょうか?
 
では、なぜ面倒なのか?
 
それは、「後で…」という感覚が働くからですね。
さらになぜ後回しにするのかと考えると、
どこかの嫁さんみたいに片付けそのものの感覚に乏しいというのもありますが、
片付ける場所が不明確であるという事が原因ではないでしょうか?
 
で、とりあえずまとめてどこかに押し込むものの、
所詮はとりあえずの、やっつけ仕事ですから、
何がどこにあるのかわからなくなり、最終的には隠すだけになってしまいます。
 
片付けが面倒になる最大の理由は、
色々な物を片付けるべき場所が決まっていない事です。
 
これは、先にお話ししたように物の分類をする事で
片付ける面倒臭さから、ある程度開放されるはずです。
 
もう一つ、片付けが面倒な理由を考えてみました。
それは、片付ける場所やケースへのアクセスそのものが面倒な場合です。
 
たとえば、引き出しの前に何かが積み上げられていた場合、
それらを避けて、引き出しを開けるという作業が必要になります。
本棚や、タンスでも同じ事です。
また、いちいち重ねた箱をどけて
蓋を開けて…といった作業も、
片付けを面倒なものにしていますね。
 
片付けを始める際には、
まず何が片付けられずに外に出ているのかを良く見る必要があります。
そして、すでに押し入れ等に「隠してある」物と
同じ分類の物がどの程度あるのかを明確にする必要があります。
その上で、収納が不可能であるならば、
廃棄するなどの方法で、物を減らさなければなりませんが、
分類をすることで、無駄に空間を占拠している物が見えてきます。
場合によっては、倉庫に移動しても問題の無い物さえ、
室内に収容している場合もあります。
 
さて、やっと分類しても
開け閉めが面倒だと、また、外に出しっぱなしになり
「後で…」ということになり、結果的に片付かない事に繋がります。
分類する時や、滅多に開けない物は
みかん箱のような普通の箱でも良いでしょうが、
極力、引き出しが良いですね。
重ねても、問題無くアクセスできるので、
「後で…」という面倒臭さが減ります。
もちろん、何が入っているかは
最初のうちだけでもわかるようにしておいたほうがいいですよ。
 
布のようにかさばる物は、どうしても引き出しの数も増えますが
余裕をもって揃えた方が良いですよ~
ちなみに我が家は、脱サラ後
引き出しの数が、大小合わせて16個増えました。
 
お金かけずに、手間かけて…
みなさんも、是非トライしてください。